中高年の能力アップにイチョウ葉エキス

高齢化時代のエースとして期待の保健食品

矢澤 一良 著 11998.10.28 発行
ISBN 4-89295-391-1 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


目次

中高年の能力アップにイチョウ葉エキス


まえがき 高齢化社会を救う保健食品「イチョウ葉エキス」
      痴呆症になってから慌てても遅い
      イチョウ葉エキスは痴呆対策の逸材
      DHAとの併用がより効果的

第1章 痴呆症に効くと世界が注目
   ・西欧では医薬品として三十年の実績
     イチョウ葉エキス開発の経緯
     脳血管型、アルツハイマー型にも有効
   ・痴呆症状がここまで改善された!
     症状の進行を先送りできる
   ・ヨーロッパでは医薬品として認可
     日常の生活能力が有意に向上した
     8割の患者さんに活発さが生まれた
     二つのタイプの痴呆に同程度の効果
     4週間の投与で知能指数が向上
     中等度の痴呆がすっかり改善した
     日頃から予防につとめることが先決
   ・脳の機能障害の諸症状も改善
     慢性脳障害に対しても期待
    〈痴呆の簡単チェック〉

第2章 ポイントは脳の血行にあり
   ・痴呆症とはどういう病気なのか
     脳血管型の主因は「脳梗塞」
     ここ20年間でアルツハイマーが急増
     病院に行っても特効薬はない
   ・効果を支えるイチョウ葉の二大成分
     フラボノイドとテルペン類の相乗効果
     九つの有効作用で脳細胞を守る
      @毛細血管を拡張する
      A血液の粘りを解消する
      B血栓ができるのを抑える
      C毛細血管の透過性を正常に保つ
      D活性酸素を捕まえて除去する
      E低酸素状態の脳を保護する
      F脳のけいれんを抑える
      G血管を保護する
      H脳内の情報伝達機能を高める
   ・脳の血行をすみやかに改善する
     脳細胞は「大食漢」
     中年以降は脳細胞が減りやすい
     イチョウ葉で残っている脳細胞を賦活
   ・毛細血管を広げ、血栓を防ぐ
     強力な血管拡張作用が効果の主柱
     血小板の過剰な凝集を抑える
   ・血流を高め、脳細胞を賦活する
     脳の血流速度が大幅に高まった!
     脳の酸素欠乏耐性を高める
      @脳の電気活動停止時間が1・5倍延長した。
      A脳組織中のクレアチンリン酸、ATP、グルコースの減少が抑制される。
      B本来、酸欠状態になると増えてくる乳酸(疲労物質)の発生が少ない。
   ・活性酸素の害から脳細胞を守る
     抗酸化作用
     虚血後再環流による細胞死を防ぐ
   ・脳の情報伝達機能を高める効果も
     アセチルコリンを増やす
   ・そのほかの有効作用
     毛細血管の透過性を正常に保つ
     血管の収縮を抑える
     赤血球をやわらかく保つ
     中枢神経のけいれんを抑える

第3章 こんな病気にも効果的
   ・高血圧対策にもってこいの食品
     原因不明の本態性高血圧症にも有望
   ・脳梗塞や心筋梗塞の予防と回復に
     脳と心臓を多方面から保護する
      @動脈硬化の進行
      A血液粘度の上昇
      B血栓の形成
      ○酸欠に陥った細胞を賦活する
      ○虚血後の再還流による細胞死を防ぐ
   ・こんな病気にもイチョウ葉エキス
     めまい
     老年性黄斑変性
     耳鳴り、難聴
     アレルギー
     冷え症
     パーキンソン病
     間欠性跛行症


第4章 イチョウ葉エキスQ&A
Q・イチョウ葉エキスの効果を期待する場合、一日どのくらいの量を目安にとるといいですか?
Q・ほかの治療薬を服用中ですが、イチョウ葉エキスと併用しても問題ありませんか?
Q・イチョウ葉エキスの効果の大きさを考えると、からだへの影響が気になりますが、安全性は?
Q・イチョウの葉にはカブレを起こす成分が含まれてると聞きましたが、エキスは大丈夫ですか?
Q・イチョウの実の「ギンナン」にもイチョウ葉エキスのような効果が期待できますか?
Q・痴呆症対策に有効な健康食品としては「DHA」が話題になっていますが、イチョウ葉エキスはDHAより効果が高いのですか?




その他の各種薬用植物関連書籍