緑のエッセンス クマ笹の底力

細胞を活性化し、ガン・成人病を退ける

山之内 慎一 監修  1996.11.01 発行
ISBN 4-89295-369-5 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


細胞を強くするササ多糖体

緑のエッセンス クマ笹の底力

クマ笹の主要成分
クマ笹の成分の中でも中枢となっているのがササ多糖体です。
多糖体は植物の子不ルギー源であり、通常は植物ごとに固有のものを持ち合わせています。
「糖」と聞くと甘味を思い起こしますが、糖類にはさまざまな種類があり、甘さもいろいろです。大まかには単糖類、少糖類、多糖類の三種類に分別されます。
単糖類とはハチミツや果物に含まれているブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)のことで、甘い味覚があります。
少糖類の代表的なものといえば砂糖。甘味は非常に強く、グラニュー糖や氷砂糖、白砂糖は少糖100%でできています。
そして多糖類。多糖類は単糖が数十個以上グリコシド結合したもので、デンプン、グリコーゲン、セルロースなどがあります。さつまいもを食べたときにほんのりとした甘さを感じるのも多糖のせいです。

細胞を活性化し、ガン化を抑える
多糖体には細胞膜を強化する働きがあります。細胞膜は栄養素が出入りするところで、健康な細胞を維持するいわば屋台骨。
クマ笹のササ多糖体にも同様の強化作用が期待できます。マウス実験での刎ガン性も報告されています。
しかし、ササ多糖体が直接ガン細胞を攻撃するというわけではありません。外敵を攻撃する“戦艦”ではなく、戦艦の攻撃力を維持、向上させる“補給船”といったところ。多糖体からのエネルギー補給により細胞の抵抗力を向上させてガン化を退けるといったほうが適切でしょう。
もちろん、ガン以外の病気に対してもササ多糖体は強い効力を発揮します。人間の体は無数の細胞で成り立っているため、細胞が弱まってくるとさまざまな病気を誘発します。ササ多糖体は一つひとつの細胞を賦活(生き生き)させることによって、人間が本来持っている自然治癒力と免疫機能を高めて、病気を根本から解消します。
これがクマ笹パワーのメカニズムなのです。




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