ストレスや胃酸過多が原因
現代人の社会生活には常にストレスがついてまわります。このような精神的障害から胃の粘膜が炎症を起こしたり、ひどい場合には胃に穴が開いてしまったりする人もいます。
最近では胃潰瘍程度で手術を行なうことは少なくなり、軽症であれば自然に治るのを待ちますが、逆に放っておいて症状がひどくなり、胃ガンなどを併発する恐れもあるので注意が必要です。
また、不規則な食生活がもとで胃・十二指腸潰瘍を引き起こすこともあります。香辛料や肉類、コーヒーなどの刺激物や濃い味付けの料理を食べ過ぎると胃酸過多となり、胸やけや胃の圧迫感、嘔吐の症状が現れてきます。胃液が濃くなると胃や十二指腸の壁となる細胞が損傷を受けるのです。
クマ笹で胃や腸を強くする
このような胃腸病にはクマ笹エキスがきわめて有効です。クマ笹エキスには抗炎症作用があり、損傷を受けた胃や腸の細胞を補強し、自然治癒力を高めて、肉芽の形成に働きかけます。
慢性の便秘にも効果てきめん
胃潰瘍を患う人には便秘症が多いという統計があります。便秘の原因はストレスや不規則な生活、暴飲暴食などさまざまです。いずれにせよ”宿便”という不要物が体内にとどまっているので、健康を害する要因となります。また、便は酸性で、腸内に長時間とどまると、粘膜を刺激、傷つけ、ニオイを体表面から発散させることにもなります。
便秘は万病のもと、甘く見てはいけません。まず溜まった便を排出するには、繊維の多い食べ物を取ることが必要です。この点において、豊富な繊維質を含むクマ笹を食べることは有効といえましょう。