オオバコの食物繊維で“絶好腸”

便秘解消、ダイエット効果、大腸ガン予防

印南 敏 編著 1996.04.26 発行
ISBN 4-89295-361-X C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


全国の道端、草地に自生する

オオバコの食物繊維で“絶好腸”

オオバコは「大葉子」
オオバコは全国各地に自生する多年草で、わが国のみならず、東アジア、中近東、ヨーロッパ各地のいたるところにみられる“雑草”です。世界中にオオバコ科に属するものだけで約二五〇種あるといわれ、日本には「クサンオオバコ」など数種類が自生しています。
卵形や紡錘型をした草丈の割に大きな葉が地面近くに広がっているところから、わが国では一般に「大葉子」と表音されています。ただ地方によって独特の方言名があります。

花も実もつける
強い根を四方に広げ、根生葉だけで10枚ほど束生します。春から秋にかけて葉の間から二〇センチほどの花茎を伸ばし、短穂状に小さい花を密生させます。果実は楕円形で、中に数個の種子が入っています。
わが国で現在便秘やダイエット用の健康食品として注目されているものは欧米からの輸入品で、「インドオオバコ」という種類です。




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