糖尿・ダイエットにギムネマ

インド2000年の甘味抑制薬草

幡井 勉 著 1994.08.23 発行
ISBN 4-89295-338-5 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


副作用がないから安心して利用

糖尿・ダイエットにギムネマ

ギムネマは健康食品からとる
ギムネマを「薬」として使っている病院等はありませんので、“健康食品”として摂るしかありません。
そして健康食品には、「1日に何錠飲めばいい」とか「1回に何錠しか飲んではいけない」というような決まりはありません。
気になるのは副作用ですが、ギムネマには副作用はありません。したがって安心して飲めます。
かといって、たくさん飲んだからそれだけ強く効くというものでもありません。ただ、空腹時に大量のギムネマを飲むと、血糖値が上がることがわかっています。この点だけ気をつけていれば、あとは安心です。
もともとギムネマは、二千年もの昔からインドの人たちが薬草として使っているものです。もし強い副作用があれば、とっくに廃れて現在まで使われることはなかったでしょう。
このことからいっても、安心できると太鼓判をおすことができるのです。

各種のギムネマ製品
現在、ギムネマ製品は、数十種を超えているといわれています。
ポピュラーなのは、「ギムネマ茶」や「ギムネマ顆粒」「錠剤」です。
そのほかに、ギムネマ入りチョコレート、キャンディとか、ギムネマ入りのコーヒーといった“変わり種”もたくさんあります。

《ギムネマ茶》
ギムネマ茶は、純粋なギムネマ酸に比べるとやや効果は落ちますが、ギムネマエキスと同じ効力があるといっていいでしょう。
番茶タイプ、煎茶タイプ、紅茶のような半発酵茶タイプなどがありますが、番茶タイプがいちばん効き目があるようです。
錠剤と違って、お茶は効き目が穏やかで、安心して毎日、永く飲めるのがいちばん受けているようです。

《ギムネマ顆粒、錠剤》
ギムネマをエキス化して、さらにギムネマ葉粉末を加えるなどして、粒状タイプに加工したものです。

《ギムネマドリンク》
ダイエット・サポート飲料ですから“低カロリー”になっているのが特徴。ギムネマエキスに各種ビタミン、食物繊維などが添加されています。

《ギムネマ入りチョコレート》
「チョコレートは食べたいが、糖分が心配」という人のためのチョコレート。砂糖の代わりに還元麦芽糖などが使用され、「低カロリーで、甘さおいしさはそのまま」が謳い文句。
「おかしいな、ギムネマは甘さを壊すはずなのに…」とお思いでしょうが、食物繊維でギムネマをコーティングしているので、口の中では甘さが感じられるのです。

《ギムネマ入りキャンディ》
ダイエットのためのキャンディで、ギムネマ葉の乾燥粉末に、棗エキスや竹のエキスが添加されています。
甘いものを食べたり飲んだりした後や食後のデザートとして食べます。




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