リウマチ・ダイエットにグッグル

鎮痛作用とコレステロール低下作用でグッドな効きめ

幡井 勉 著 1997.03.14 発行
ISBN 4-89295-374-1 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


腹八分で高脂血症を防ぐ

リウマチ・ダイエットにグッグル

コレステロール値の正常範囲
コレステロール値は、血液1デシリットル中に含まれるミリグラム単位(血清総コレステロール値)でその量を表し、日本人の成人は一応、150〜219が正常範囲とされています。
コレステロール値が高くなると動脈硬化症につながる危険が大きいのですが、最近の研究では、コレステロール値が低すぎると、脳出血やがんの危険要因になるというデータも発表されています。つまり高すぎても、反対に低すぎてもいけないということです。したがって私たちは、日頃からコレステロール値を正常に保つように、健康に気をつけなければいけないのです。

高脂血症に気をつけよう
最近は飽食の時代といわれ、さまざまな食品がまわりにあふれています。グルメとか美食という言葉がはやる昨今ですが、おいしい食べ物は比較的、脂肪や糖質の多いもので高エネルギーです。
また美味・珍味と呼ばれているものには、特にコレステロールが多く含まれている傾向があります。
これらの食品を食べすぎると、たちまちエネルギーの取り過ぎになり、肥満を招くことになります。
アーユルヴェーダでは、過食の害を強く説いています。日本でも長生きの秘訣は「腹八分目」といいます。過食はそれだけ消化がさまたげられ、病気の原因になるアーマ(未消化物)を生じやすくしてしまうことにほかならないのです。
高脂血症という言葉を聞かれたことがあると思います。血液中にコレステロールや中性脂肪が多くなっている状態のことを言います。高脂血症は放置しておくと動脈硬化を招き、将来的に心筋梗塞や脳梗塞などの致命的な病気を起こしやすくなります。


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