アーユルヴェーダの伝統薬草バコパで心の病に克つ

不眠症・不安障害を癒やし、脳を活性化するハーブの力

矢澤 一良 著 2003.12.28 発行
ISBN 4-89295-441-1 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


目次

アーユルヴェーダの伝統薬草バコパで心の病に克つ


まえがき―アーユルヴェーダで珍重されてきた「癒しのくすり」

第一章 ストレスは脳をゆさぶる
   ・「眠れない」現代人が増えている
     不眠症の種類と原因
     最も重大な引き金がストレス
     不眠がもたらす心身の弊害
   ・見えないストレスと闘っている現状
     現代人をとりまくストレス因子
     ストレスに対する体の反応
   ・脳はストレスと闘う指令塔
     ホメオスタシスを支える三本柱
     内分泌系はホルモン分泌の基地
     自律神経系はストレス反応の要
   ・不眠や不安はこうして生み出される
     グルココルチコイドの弊害
     もう1つの元凶はノルアドレナリン
   ・ ストレスは脳そのものも破壊する
     ベトナム戦争帰還兵の調査
     グルココルチコイドの弊害
     ストレスは活性酸素も生みだす
   ・睡眠障害にバコパはここまで効いた
     インドの伝統医学からの発見
     睡眠の項目にのきなみ大きな成果が

第二章 伝統医学の秘薬「バコパ」
   ・インドに伝わる“天然の向精神薬”
     アーユルヴェーダで珍重されてきた
     現在のインドでも多彩な症状に利用
     宇宙創造の神の名をもつハーブ
   ・効果を生み出す主成分「バコサイド」
     科学的にも裏づけられた二大作用
     バコパに含まれる多彩な有効成分
     主役はバコパ特有の「バコサイド」
   ・脳を元気にするバコパの5つの働き
     @活性酸素の害を防ぐ「抗酸化作用」
     A神経細胞の成長・修復を助ける作用
     B伝達物質のやりとりを円滑にする作用
     C脳の炎症を抑える作用
     D酸素の利用効率を高める作用

第三章 心の不安をやわらげる
   ・現代人にしのびよる「病的な不安」
     代表的な4つの「不安障害」
     【社会不安障害】
     【強迫性障害】
     【パニック障害】
     【外傷後ストレス障害(PTSD)】
   ・不安をやわらげる効果も立証された
     不安レベルが18ポイント低下
     問題行動の改善もみられた
     無気力感や精神疲労もやわらいだ
     不安にともなう諸症状にも好結果が
   ・ストレス対抗ホルモンの分泌を抑制
     バコパが不安障害を緩和するしくみ
   ・副作用の心配がない天然パワー
     抗不安剤よりバコパがすぐれている点
   ・こんな症状にもバコパはおすすめ
     【うつ病】
     【キレやすい】
     【ADHD】

第四章 記憶・学習能力の向上に
   ・バコパで頭がよくなるって本当?
     記憶の中枢は「海馬」と「新皮質」
     抗酸化作用で記憶中枢を守る
     傷ついた記憶中枢の復活にも貢献
     ホルモン分泌の調整にも関与?
   ・記憶力、学習能力が高まった!
     学習時間は半減、記憶力は200%増
     人を対象にした研究でも立証
   ・ショックによる健忘症を防ぐ効果も
     急性・慢性ストレスの影響を緩和
   ・バコパの上手な利用法Q&A
     Q・バコパの補給源としてはどのようなものがある?
     Q・健脳効果を期待する場合、1日どのくらいが目安なの?
     Q・ほかの健脳食品との組み合わせてとってもいい?
     Q・バコパの摂取で、副作用や過剰症が起こる心配はない?


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